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痛くない鍼治療「5つの工夫」

効果があるのは分かるけど、痛いんじゃないの?
と言う声は、よく聞こえてきます。

確かに鍼は、身体にとって尖った異物なので、痛みなく使うには工夫と技術が必要です。


工夫1 細さと形


私たちにとって針と言うと、注射針や縫い針が身近な存在です。

痛くない鍼治療【はりきゅう治療院 雅】

(写真は、上から「縫い針・鍼・髪の毛」)
しかし、当院の施術で使う鍼の太さは、0.12~0.20mmです。
髪の毛ぐらいの太さです。
髪の毛を皮膚に押し当てても痛くないですよね?

さらに、鍼の先端にも工夫があるので画像をご覧ください。

痛くない鍼治療【はりきゅう治療院 雅】

鍼の先端が丸いのが分かると思います。
これは、国内メーカーさんの企業努力の賜物です。
この丸みこそ、私たちの身体に不快な痛みを起こさないような「優しさ」が形になったものです。


工夫2 鍼を刺す前に揉む(もむ)


皮膚や筋肉は、刺す前にクルクルとソフトに揉むことで緊張が和らぎます。
こうすることで、外からの刺激に慣れるので、鍼施術の刺激が痛みとして感じなくなる効果があります。


工夫3 周辺抑制


人の触角は、私たちが思っているほど仕事キッチリではないので、それを活用します。

例えば、鍼を刺すときに鍼管という道具を使います。
鍼より少し短い筒を皮膚上に立てます。
なかに鍼を入れて、モグラたたきのようにトントンと鍼を体内に入れます。
(写真の細長いプラスチックが鍼管です。)

この鍼管が皮膚に接触し、さらに鍼管を支える手が広く皮膚に接触していると、鍼そのものが体内に入った時も痛覚が反応しにくくなります。
これを専門用語では、周辺抑制と言っています。


工夫4 皮膚をピッと張る


実は、工夫3で鍼管を持っている手は、皮膚に触れた瞬間に皮膚の張りをつくっています。

単に手を置いただけでは、皮膚に張りができず鍼を刺す時に皮膚も柔軟性があります。
すると、鍼はスムーズに入らず痛みが出ます。
皮膚の張りをつくることで「スムーズかつ無痛」の鍼施術が可能になります。


工夫5 会話


とくに初めてお見えになられた方とは、会話を大切にします。
私自身もそうですが、やっぱり分からないことが多いと不安や緊張があるのが普通です。

とくに初めは、その不安や緊張のことをお聞きすることを大切にします。
そして、その解決を最優先にしつつ、治療も進めます。

タイミングを見て
実際の施術で使う道具をお見せして説明したり、
客観的にお身体の状態をお伝えしたり、
その状態に対する施術の方針をお伝えしたり、
ツボの効果をお伝えしたり、
ときには私の夢をお話したり、

私は、色々な会話をしつつも適切な施術を実践することは、大切な能力として磨いてきました。

結果として、みなさん鍼を刺されても気付かないほどリラックスされています。
初めての方でもウトウト眠ってしまうほど心地いい施術になります。